非接触型体温測定・消毒機「ピッとシュ!」使用上のご注意です。
ご使用に際しまして、下記の内容をお守りの上ご使用いただけますよう、よろしくお願いいたします。(1年間の保証が付いております)
■ 注意事項
転倒防止ジェル(4枚)は、機械本体の底面に必ず貼り付けてご使用ください。水平であること、転倒防止ジェルがしっかり貼りついていることをご確認の上ご使用ください。
機械転倒により怪我や機械の故障となる場合がございますのでご注意ください。
無人の場所では、盗難防止ワイヤーを設置することをお勧めいたします。
薬剤は、指定の物をご使用ください。
■ 指定薬剤について
次亜塩素酸ナトリウム ・・・ 弊社指定の「シュフレクイック」をご使用ください。100ppm以下、pH10.5程度のものに限ります。
アルコール ・・・ 弊社指定の「プレヴェーユ薬用消毒液」をご使用ください。ジェルタイプは不可です。(噴霧不良が起こり1年間の保証が受けられなくなります。)
アルコールの特徴は、手指に噴霧したアルコールが気化(乾燥)するときに除菌しますので、手指が濡れている場合には効果がほとんどありません。手指を洗剤で洗浄し、乾いた状態でアルコールを噴霧してください。
その点、次亜塩素酸ナトリウムは手指が乾燥しているときも、若干濡れているときも除菌効果は変わらないため、弊社としては次亜塩素酸ナトリウムを推奨しております。
■ 次亜塩素酸ナトリウムについて
次亜塩素酸ナトリウムと最近話題の次亜塩素酸水は全く別の薬剤ですが、これらを混同して「次亜塩素酸」という名称が通称となっています。
次亜塩素酸水は「酸性」で、pHは「7」よりも小さいものを指します。
次亜塩素酸ナトリウムは「アルカリ性」で、pHは「7」よりも大きいものを指します。作り方も全く違います。
次亜塩素酸水は、電解次亜というものが主流で食塩水を電気分解します。そのため乾燥すると塩を吹いたように白くなることが多く、そのままにしておくと目詰まりや錆びの原因にもなります。
作り方次第では、pHも強酸性の「pH2」のものも存在します。これは手荒れの原因となりますので注意が必要です。
以上のことから、弊社が「ピッとシュ!」に推奨しています「次亜塩素酸ナトリウム」は、既に濃度100ppm以下に希釈し、pHは10.5の弱アルカリ性の「シュフレクイック」をご使用ください。
万が一、「次亜塩素酸水」をお使いいただいた場合は、「塩分」によるノズルの目詰まりや含まれる「酸」による腐食が原因となり「保証対象外」となりますので、ご注意くださいますようお願いいたします。